ポジティブ・フィードバックにおける成長承認と行動承認
こんにちわ。従業員体験( EX ) の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
フィードバックにはポジティブ・フィードバックとネガティブ・フィードバックの2種類があります。
今回はポジティブ・フィードバック、特にその中でも成長承認と行動承認についてまとめます。
ポジティブ・フィードバック
ポジティブ・フィードバックは、受け手の意欲、能力が増幅されるようなフィードバックです。
ポジティブ・フィードバックの方法としては様々な分類があります。
例えば、
- 成果承認
- 行動承認
- 成長承認
で分ける考えもあれば、
- 結果承認
- 行為承認
- 存在承認
- 可能性承認
で分ける考え方もあります。
今回はその中でも、成長承認・行動承認にフォーカスします。
成長承認
成長承認とは、相手の成長を承認することです。
仕事における成長には
- 知識の獲得
- スキルの獲得
- スキルを実務を通して発揮可能になる
- 好ましいマインドの習得
などがあります。
また、成長状況について、新規に得た知識・スキルの場合もあれば、元からあるスキルの熟練度が上がるような場合もあります。特に後者の熟練度の向上は見逃されがちです。既存の仕事をより短い時間でできるようになる、例えばより安定した質でできるようになる、などです。
成長の承認は対象のメンバーのこれらの現状を把握し、仕事ぶりを把握し、これらに伸びが見て取れる場所があれば承認を行うという行為になります。仕事ぶりについては、常にすべてを見れるわけでは無いでしょうから、見えない部分は 1on1 における質問で変化を把握するための情報を引き出すことになります。
以前まとめた下記の記事も成長承認に関わる内容です。
行動承認
行動承認とは、相手の行動を承認することです。
行動段階で、結果が判明していない段階での承認のため
- 行動が好ましい結果や能力向上につながりやすいもの
- 行動が文化体現になっていること
などに対して承認していくことになります。
これにより、受け手は自身が好ましい行動をできていることを把握しやすくなります。
まとめ
ポジティブ・フィードバックにおける成長承認、行動承認についてまとめました。
メッセージの伝え方としては、ふわっとしたものではなく、できるだけ具体的に伝えましょう。
伝え方のノウハウについては SBI モデルなどが有名なので調べてみてください。